トップ > テキスト > 甘皮


言うまでもないですが、爪の根本にある薄い皮の事を甘皮という。
まあ、人によっては無いかも知れない。

その甘皮は、爪と皮膚の間からバイ菌が入ってこないようにするためのものらしい。
こんなのでも意味があるわけです。どうも同じ天川として、感じ入るところがあります。

そもそも、織姫と彦星が夫婦生活に溺れて仕事を怠ったので、二人を引き離すために使われたのが天の川。
甘皮と天川、どちらも同じく、隔てるものという一面があることになる。


夜空に星が瞬くように
(そこらにバイ菌ゆらめくように)

溶けたこころは離れない
(溶けた石けん泡出ない)

例えこの手が離れても
(例えこの手を流しても)

ふたりがそれを忘れぬ限り…
(タオルでそれを拭わぬ限り…)


天の川を見て感慨に浸っているときには甘皮を思い出してみてはいかがでしょう。
きっと微妙な気持ちになること請け合いだ。





あんまり関係ないが、バイ菌といえば日本人ならあのアニメが思い浮かぶはず。
パンが主役という、今からしても斬新な設定のアレ。
実はどうしても気になるところがあります。

他人(他パン?)の頭を食す事にためらいが感じられないのはいいとして、
バイキン男の世界大戦が5回はできるであろう、無尽蔵の資源と驚異的な科学力にも目を瞑ろう。
しかし、ジャムとバタ子はどういう関係なのか。
幼い頃からあの二人には何かあると思っていました。よもや、一線を越えてはいないだろうか。

あのテレビショッピングのような無垢な笑顔を見てると、どうも信用できないのは自分だけであってほしい。


戻る



Victorinox パン切りナイフ 21cm 5.1633.21.K
Victorinox
売り上げランキング: 276
おすすめ度の平均: 5
5 切れます。