トップ > テキスト > イヤパッドについて


ヘッドホンの話

今日も今日とてヘッドホンの装着感について研究しているわけですが、
今日はイヤパッドについて語ってみましょうか。やめておきましょうか。
とりあえず書きますね。

まず、イヤパッドは大きく分けて2つあります。
耳を覆うか、耳に乗せるか。
耳は非常に敏感なところなので、耳に乗せるなんて自殺行為といってもいいと、私は考えます。
決して耳には触れないように、スッポリと覆う。これが私の理想です。

次に材質です。
これも大きく分けると2つです。
布製と皮革製。
ここではそれぞれが抱えるデメリットに注目してみましょう。

布製のデメリットは、通気性の良さゆえの保温力です。
いくら通気性が良くてもイヤパッドに空気の流れなんてありませんから、
空気の通り道には、常に同じ空気が溜まっています。
その空気が肌の熱で暖められて、熱を持ってしまうというわけです。

皮革製のデメリットは、密着性の良さゆえの蒸れやすさです。
これは簡単ですね。ピッタリと密着すれば蒸れます。それだけ。

この2つ、どちらがいいと決めるのは難しいですね。
共通していえるのが、肌に接触する面積を少なくしてやれば、ある程度の問題は緩和されるということです。
しかし、代わりに圧力が上がるというジレンマ。

なんか問題が多すぎるといいますか、うまく言い換えれば、
装着感はまだまだ伸びる可能性を秘めている、ということですね。

あんまり拘りすぎると自作しかなくなってくるんだけど、打開策があるとすれば、
各ヘッドホン会社が提携して、パーツの共通規格を作ればいいんじゃないかな。
そうすれば自由にパーツを交換して遊べるし、なにより自分にあったヘッドホンを作れるのがいい。
なんとかなりませんかね


戻る



クライスラー:自作自演集
クライスラー(フリッツ)
クライスラー ラムソン(カール)
フォールケンシュタイン(ジョージ)
BMG JAPAN (2002/07/24)
売り上げランキング: 3,827
おすすめ度の平均: 5
5 高校時代の愛聴盤がCDで蘇った