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3D方式ウイングサポートを採用している、比較的廉価なヘッドホン。
このページはATH-AD300のレビューになっていますが、
ATH-AD300、AD400、AD500、AD600、AD700、ATH-AD900の装着感は、ほとんど同じといっていいでしょう。
ヘッドバンドは3D方式ウイングサポートといって、無調整で頭にフィットするようになっています。
2枚のウィングが斜めから頭を支えることによって、頭頂部を圧迫しません。
非常に快適で装着感に大きく貢献しているこの機能ですが、ある一部の人が着ける場合には、弱点があります。
髪型がツンツンハネているような人は、頭頂部だけがハネていて両サイドが潰れているという、
ニワトリみたいな髪型になる場合があるそうです。
頭頂部だけ潰れないのと、全部が潰れるの。どちらがいいかは皆さんの判断に委ねます。
イヤパッドの素材は、なめらか肌触りで定評があるベルベット。
トータルイヤフィット設計といって耳全体をすり鉢状に包み込むようになっているのですが、パッドが耳に当たるのが問題です。
これはトータルイヤフィット設計の全ての機種にいえます。
イヤパッドは回転することが出来るので、耳に当たる感覚ができるだけ少ないところを探すといいです。
ただし、完全に触れないというわけにはいかないので、耳がかゆくなりやすいでしょう。
側圧は小さく、パッドが大きいので蒸れますが、やさしく包み込まれるような装着感です。
クッションもやわらかいです。