ATH-W5000



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イヤーパッドデータ
構造ほぼ耳乗せ型
直径11.5×11 p
内径5.5×5.5 p
形状すり鉢状
素材ラムスキン
重量340 g

audio-technicaの中で装着感が一番いいと思ったヘッドホン。
ただし、データベースに記載されている機種での話です。
私はATH-L3000を視聴したことがないのですが、この機種も有力候補でしょう。


ヘッドバンドは3D方式ウイングサポートといって、無調整で頭にフィットするようになっています。
2枚のウィングが斜めから頭を支えることによって、頭頂部を圧迫しません。
非常に快適で装着感に大きく貢献しているこの機能ですが、ある一部の人が着ける場合には、弱点があります。
髪型がツンツンハネているような人は、頭頂部だけがハネていて両サイドが潰れているという、
ニワトリみたいな髪型になる場合があるそうです。
頭頂部だけ潰れないのと、全部が潰れるの。どちらがいいかは皆さんの判断に委ねます。

この機種の場合ですが、装着するときギシギシと軋むような音がしました。
個体差ならいいのですが、全ての機種がこうなら、評価は著しく下がります。
さらにこの機種は異常に重いので、長時間の使用は首に負担がかかるかも知れません。
普段はあまり苦痛ではないです。


イヤパッドの素材はスペイン産ラムスキンで、しっとりとしたやわらかな肌触り。
トータルイヤフィット設計といって耳全体をすり鉢状に包み込むようになっているのですが、パッドが耳に当たるのが問題です。
これはトータルイヤフィット設計の全ての機種にいえます。
しかし、この機種はaudio-technicaのなかでは耳に当たる感覚が少ないですし、パッドに当たってもイヤな感じはないです。
側圧もかなり小さく、パッドが大きいので、やさしく包み込まれるような装着感です。


さて、初めに装着感が一番いいのはATH-W5000と書きましたが、二番目にいいと思ったのはATH-W1000です。
そこで、ここからはこの二つの比較を書きたいと思います。

ウイングサポートの件は個体差の可能性があるのですが、悪い印象を受けたのでATH-W1000の勝利とします。
イヤパッドは圧倒的にATH-W5000の勝利。
ATH-W1000は耳に当たる部分が多いですし、側圧も強いのが減点となりました。
重量は僅差ですが、側圧の関係もありATH-W5000の勝利。
パッドの大きさもATH-W5000のほうが大きいですが、これは好みですね。
以上のように比較した結果、ATH-W5000の勝利になりました。
今度は是非、ATH-L3000と比較したいです。


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