HD650



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イヤーパッドデータ
構造耳覆い型
直径11×8 p
内径6.5×4 p
形状0形
素材ベッチン
重量260 g

購入当初に苦労する機種です。馴染むまではイヤパッドの側圧が強めですが、
そのおかげでズレにくいともいえます。
また、馴染んだ後もズレにくいのは相変わらず。
むしろヘッドバンドの方がクセがあります。


ヘッドバンドはカチカチと調節するやつですが、非常に固くて調節が難しいです。
勢いをつけて調節するとやりすぎてしまったり、弱すぎると全然動きません。
さらに金属のアームの部分は指紋が付きやすく、持ちにくいのも問題。
一度調節してしまえば変えることはない、という事でしょうが、これは酷すぎます。

クッションは頭頂部を抜かして2点で支えるようになっていて、ぷにぷにとやわらかいんですが、
ヘッドバンドが細めな割に厚みがあるので、人によっては頭に刺さるように感じるかも知れません。
構造上、もう少しやわらかいほうがいいと思います。
しかし、側圧が強めの機種全般にいえることですが、ヘッドホンを支えるのは側圧にまかせて、
ヘッドバンドはギリギリ触るくらいにすると装着感が向上します。試してみるのもいいでしょう。
髪型への影響は意外に少ないです。ヘッドバンドが細めなおかげで接地面積が少ないからです。


イヤパッドの素材ベッチンは肌触りが良くて、クッションもやわらかいので装着感は良好です。
問題なのは、起毛しているため静電気でホコリが付きやすいというところです。
セロテープで簡単にはがせますが、またすぐ付くので、ホコリが多いところには持ち込まない方がいいです。
もちろん、装着してしまえば見えなくなるので気にしない、という人なら全然OK。


付属品としてケースが付いてきますが、HD650を収納するにはケーブルを外してヘッドバンドを縮めないと収納できません。
つまり、購入当初の状態でないと収納できないのです。
前述したようにヘッドバンドの調節は難儀ですし、ケーブルを頻繁に抜き差しするのはよくないことです。
ケースは小物でも入れて、収納は別の方法をとった方が良いでしょう。
ちなみにケースの中は臭いです。


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